平成29年7月2日 スイス料理教室
35年間スイスに住んでいて、2年前に帰国。
現在はスイス人の旦那様と日本で生活をされている山本路子さんをお招きしてスイスの伝統的な料理を作りました。
スイスのエプロンも持ってきてくださいました♪
今回のメニューは
ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス(チューリッヒの伝統料理)
レシュティ(ポテトパンケーキ)
ツオップ(編みパン)
アップル
ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテスは本来子牛のお肉で作る料理ですが、今回は鶏の胸肉で代用しました。
まず料理の説明からはじまりました。
スイスについて
山本さんのお住まいはアルプスの少女ハイジの村の近くに住んでいたそうです。
まさしくアニメと同じようなヤギがいて山があって、きれいな自然に囲まれたロケーションが広がっていたそうです。
皆さんしってました??スイスの国旗って正方形なんですよ~。
バチカンとスイスだけ正方形の形の国旗なんですって。
スイスは800万人くらいしか住んでいない九州ほどの大きさの国。
その小さい国なのに4か国語が主に話されているとのことです。
70%はドイツ語。20%はフランス語 イタリア語7% ロマンシュ・・昔からある言語3%。
2~3か国語が話せるのが当たり前の国。20%くらいが外国人。学校では英語が必修。
ドイツ語圏の子供たちはフランス語も習っているそうです。
フランス語圏の子供たちはドイツ語を学ぶそうです。
大人になっても会議の前に`’何語で話す??‘とまずその会議に出る人で会議で使う言語を決めてから始めるそうです。
スイスは女性を守る法律とのことで、結婚の時にも重婚を防ぐために結婚届けを市役所のようなところに張り出されて、みんながテェックできるようになっているそうです。
3週間くらい張り出されて異議申し立てがなければ結婚ができるそうです。
結婚すると税金が高くなるので別姓、結婚しない人も多くなってきている。
時差は夏は8時間。気候は春夏秋冬があって、冬は長くてさむいです。
温暖化になってきて夏は猛暑になるのにクーラーもないとのことです。
建物の景観を大切にする文化なので冷房の設備がないので過ごすのが大変。
*仕事や食事
早起きなので7時ころから仕事に行く人も多いそうで、フレックスも取り入れられているので時間は自由に設定できるそうです。
9時と16時がお茶の時間があり、会社にいてもビールを飲んでもよいとのこと。
勤務時間は(週42時間)早く来て16時ころに終わって帰る人も多く、はやく仕事を終えて家族で過ごす時間を大切にしたり、自分の余暇も楽しむことができたり、夏休みも3週間くらいはあるそうです。
*物価
物価が高い国。健康保険などもなく国の制度はなく自分で入る保険になる。
その保険も2種類に分かれていて、お金があればいい病院、いい薬、いい先生にかかることができる。
一方。普通の人は普通の病院、普通の薬など。すべて自分の入っている保険で賄われるそうです。
山本さんはドイツが車で40分ほどのところだったので、よくドイツに買い物に行っていたそうです。
同じものでもドイツだとものが安いそうです。日本では考えられないですね。
歯医者さんの金額も日本の10倍!(収入も多いので現地で働く人は負担は少ないけど旅行者は大変。)
*スイスの美しさの秘密
いろいろな規則がたくさんある。
家を建てる時も植木も高さや植える木も決まっていて、しかも家の壁の色もきまっています。
日曜日にはミルクを運ぶ車以外はトラックは走ってはいけない。掃除機を休日にかけてはいけないなど、。多くのお店もお休みになるそうです。
*学校制度。
小学校から高校まではお金がかからず大学も低価格で行けるそうです。
12歳くらいのその子の成績で将来が決まるそうです。日本のように大学の入学がたくさんあるわけではなく小さいときからしっかり勉強して積み重ねていかないと大学に入れないそうです。
ごくごくわずかなエリートだけしか大学には入れないとのことです。
また、大学に行かない人は中学校を終えたら職業学校に行きその道のプロとして生きていくそうです。
今回もスイスのことをたくさん知ることができました。
国が違うといろんなことが違い、きっと戸惑ってしまったり、困ってしまうことも多いと思います。
山本さんは海外に生活していたからこそ、日本は人にやさしい国だとおっしゃっていました。
日本も外の国から見ると、より日本の良い所を知ることができるのかもしれませんね。
いつの日かスイスに行きます♪
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は8月3日 オーストラリアです♪
ご予約はこちらから↓
https://reserva.be/mamma/reserve